大手門
三の丸の中央部にあり大手前を繋いだ。三の丸が屋敷地であった頃は二の丸の大手下乗門が大手門であり、現在の大手橋は大橋と呼ばれていた。江戸時代、勅使の参向、将軍の出入り、諸侯の登城などこの門から行うのが正式であった。したがってここの警備は厳重をきわめ、10万石以上の譜代諸侯がその守衛に勤仕し、番侍10人(うち番頭1人、物頭1人)がつねに肩衣を着て、平士は羽織袴でひかえ、鉄砲20挺、弓10張、長柄20筋、持筒2挺、持弓2組をそなえ警戒にあたった。
明暦の大火後も、江戸城は度々火災を被った。本丸は文久3年(1863年)の火災で焼失したまま再建されず、西の丸に機能を移したまま明治維新を迎えている。
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