* ペスクタリアン(Pescetarian)、ペスコ・ベジタリアン(Pesco-vegetarian) 魚乳卵菜食者 魚菜食主義者
フィッシュ・ベジタリアンと呼ばれる場合もある。植物性食品と乳・卵に加え魚介類を食べる人々。またしばしば工場方式の農場による食品を避ける人を指す。
インド料理の多くはベジタリアン(特にラクト・ベジタリアン)用に作られている。又仏教文化から発達した精進料理もベジタリアン料理の一種である。台湾等では素食(「粗食」ではない)と呼ばれる。ちなみに精進料理でニンニク、タマネギ等を使わないのは、俗にそれらが「精をつけ情欲を増大させる」ためと説明されることがあるが、本来の意義とは違う。そうした球根類は植物の「肉体」であり、動物の場合と同様に損なうことが避けられるからだ。この考えによれば、植物の枝葉や根は動物の体毛や爪にあたるもの、ということになる。切られてもまた生えてくるので、食べても構わないとされる。加えて完全な菜食を続けると、人によっては刺激が強く、そのような物を受け付けない体質に変化することがあるのも理由に挙げられる。アジアン・ベジタリアン(Asian-vegetarian) と呼ばれる、主に仏教系の影響のあるベジタリアンの場合には、野菜の中でも五葷は一般に食べない
宗教改革以前からあるキリスト教の教派には、金曜日等の特定の曜日・四旬節・待降節等にベジタリアン的な料理を作り、断食を守る伝統がある。これを小斎・斎(ものいみ)等と呼ぶ。もっとも厳しい節制においては、カトリックでは肉、卵、乳製品が禁じられており、正教会では更に魚肉、オリーブ油(又は植物油全般)も禁じられる。然し、肉では無く魚介であるという解釈のもとにベネズエラではカピバラ、アイルランドではカオジロガン等水辺の鳥獣を食べてもよいとする例はあった。又カトリックにおいては20世紀後半から、この趣の節制は大幅に緩和された。
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